2013年10月5日土曜日

「五感に訴える商品」~SONYの発表、CEATECの現状を見て思うこと

「五感に訴える商品」
これは、ソニーのCEO平井さんの言葉。
「クラウドで実現できない価値」との定義付けは実に重いです。
※インプレスAV Watchの本田雅一さんのインタビュー

クラウドで実現できてしまう価値は直ぐに追いつかれてしまう。何のための苦労か解らなくなることさえある。また、差別化も難しい。CEATECに行ってみたが、何だか寂しくなって来ました。
 縮小は続き、かつてはメッセ全体を使っていたのに、今や一部が車の試乗コーナーに。華やかなコンパニオンも数は減り、社員ばかり。こういうとお叱りを受けてしまうが、商品系の女性社員の年齢層の高さに驚かされた。土曜だから管理職が多かったのか?一方で部品系には若くてカワイイ社員が結構目についた。これも、コンシューマーエレクトロニクスの衰退の現れかと、哀しくなった。

さて、ソニーの新たな取り組みが公開された。
 ※ソニーの発表に関する記事。
発表内容を見て、意外な発表だなと思ったが、上の記事を読んで、合点がいった。
残念ながら触手が動くまでは至らなかったが、少なくとも納得は得られたし、嬉しくもあった。FLAC対応Walkmanなどデザインが秀逸だったら買っているかも。

そうそう、CEATECでREGZAタブレットの手書きを体験。担当の方に話も伺った。ネットの噂通り、wacomの手書き感覚は残念ながらenchantMOONより上かも。担当の方曰わく「高画質動画機能などを省いたREGZAタブレットより廉価な手書きメモパッドの構想がある」と。サイズは8インチでは小さいかなと考えているそうですが、是非8インチクラスで画角が4:3とかの物も検討して欲しいとお伝えしました。10インチは大きすぎです。
いずれにしても、自らの五感を信じてモノ作りして欲しいし、モノ選びしなくてはと、思ったのでした。