2015年4月30日木曜日

オリジナル重鉄タップのその後。

Before
さてさて、オリジナル重鉄タップのその後。
After
プレートを替えました。(それから収縮チューブで処理しました)
そもそも、前者のプレート(Furutech Outlet Cover 102-D ※コチラ)は、J1プロジェクトのコンセントプレートに合わせようと購入したコンセントベースが合わなくて、やむを得ず購入していたプレートを仮導入していたものであり(ややこしい・・・)、その後、ヤフオクで見つけたのが「After」で映っている「カーボン・コンセントプレート」。カーボングッズの製造会社さんが色々と出品されており、何度か入札タイミングを見計らって、結局、開始価格のまま2,500円でゲット。
評論家の福田さんが「コンセントプレートは無い方が良い」と仰っていたのだが、やはり目隠しは欲しい。そこでお手頃なカーボンを選択したというわけ。木曽興業fo.Qの制振テープを裏に貼ってます。

試聴しても、変化は解らない程度。少なくとも悪影響はなさそう。今回も採用です。

2015年4月29日水曜日

無謀な二分配の救世主 "エーワイ電子"。

二分配に悩んだ日々。

どうしても、「メインのアンプ→メインのフルレンジSP」の系統と、「チャンネルデバイダー→スーパーツィーター・サブウーファー」の系統をどうしてもパラで出したかった。メインのスピーカーは素のままで残しておきたかった。矛盾です。はい。

でもそう思ってしまったのだから仕方ない。

何のための中村さんケーブル?何のためのラダー型ケーブル?
トモカ無線で買った400円のRCA二分配ジャックをかました時点で総てが無に帰する。解っている。
だから悩んでいる。
造りはしっかりしてるが300円のRCA二分配ジャック
最近どんどん音の個性が失われていくのが気になっている。
「ケーブルで癖付けしたくない」という気持ちは解らないでもないけれど、やっぱり味付けが恋しくなる。これもまた矛盾。

だから気になっていた。どうしたら良い?
かかる中、気になったのがエーワイ電子の分配器ECD-1(※同社では「ラインレベル分配器」と称する→コチラ)、7,884円(税込)也。
エーワイ電子 ECD-1(同社サイトより)
即、問い合わせました。「やはり減衰するのか、他の分配器とどう違うのか」と。その回答は「様々な機器を対象にすると少しクッションをおいた方が良い」・・・うん?「幾ばくかの減衰はありますが有り無しの差はわからないと思います」・・・ふむ。よく解らないけどイイや。高い買い物でもないし。二分配ケーブルを使っていた方が「ビックリした」とブログに書いてあったし、何か違うんだろうとポチっ。相変わらずの思考レス。送料込みで8,484円+振込手数料。

受注生産なのか、発注してから8日ほど要し、着荷。見た目に違わず、ずっしりしている。で、その試聴レポート。ワクワク。
第一印象は「おっ、変化あり」。音がハッキリした。特に金属音の余韻が綺麗になったかな。但し、好きな音の傾向に近づいた訳ではありませんでした。
ま、いずれにしても、ちゃんとしたパーツを使わないとダメということですね。
因みに、二分配しか使っていないので、もちろん他の二分配分にはオヤイデのRCAキャップ MWA-RCを装着。抜かりなし!

2015年4月22日水曜日

USBにフタをしてみた。(USBパワーコンディショナー)

USBアイソレーターに興味があった。以前参加した視聴会(※過去記事はコチラ)でも福田先生も驚くほどの効果を見せた、アコリバのRUT-1(※同社サイトはコチラ)。でも18,000円はなぁ・・・。「USB端子は、デバイスが挿さっていなくても電源を供給しようとするからノイズが発生する」といったような話しだった。ネットプレイヤーのフロント端子で実験してました。

そこで、PanasonicのBDレコーダー用USBパワーコンディショナーVEK0V15B 4,960円(ヨドバシ価格。もちろん10%ポイント)。
Panasonic USBパワーコンディショナー(同社サイトより)
「非磁性体抵抗と、インド・ビハール州産のルビーマイカを使用したマイカコンデンサーから構成されたフィルター回路で、本体内部の電源ノイズを低減。未使用のUSB端子(推奨 USB3.0端子)に装着することで、更なる高音質を楽しめます。」(同社サイトより引用)
アコリバと同じようなものではないかなと勝手に推測。確か、同社の最上位機種BZT9600のおまけとして付いていた物で、当初別売はしていなかったはず。当時ネットニュースの記事で「これだけを別売して欲しい」と書いてあったのを見て、何の理由もなく「欲しい」と思っていたのでした。(ググったら見つかりました。StereoSoundのブログでした。※コチラコチラ)。
既に販売されているのことを、偶々ネットで発見してムラムラ。一説では増産は無いとか。買うしかないでしょう。
“オプション”というより“部品”といった風情
箱を封じるテープにも“パーツ”という文字が。
口を開けたUSB端子が色々あるから何処に挿そう?それではレポート。

先ずはPC本体の余ったポート。
オーディオ用にUSBカードを増設しており(※zionoteサイトはコチラ、ずっと“静音PC”を突き詰めているPCショップ「オリオスペック」の販売サイトはコチラ:余談ですが、このショップのブレない姿勢が大好き)、其処から。
ふむ。まあ、電源ノイズを遮断するためのボードだから空きポートに挿しても効果は解らないかな、やっぱり。
次にNASのジャックに。
そして最後にPC本体。

うーん。しばらく挿したままでないとダメかな。速攻効果ではないかな。
電源ノイズ系は抑え込んだつもりだから、劇的な効果は難しいのかな。
ところが、挿したまま放っておいたら、音の輪郭に変化が出ている気がしてきました。StereoSoundOnlineをさらに検索すると、こんな記事も(※コチラ)。曰く「挿すとじわじわと音質がよくなって(効果がでて)くるのが分かります。さすが中身はコンデンサー(蓄電器)。iPodからの電流が蓄積されていくにつれて(ということですよね、きっと)、じわじわとその効果が体感できるようになります。(「ヤスのレコーダー偏愛日記 2」より引用)」・・・うーん、そんな気もしてきた??うーん、でもプラシーボ??
実はヤフオクで個人の方が制作されているUSBアイソレーターを購入していたのだが、コチラも同じ。・・・ゴメンナサイ、評価保留!

因みに「アイソレーター」繋がりで、アコリバのLanアイソレーター(※コチラ)も気になっていたが、こちらも18,000円する。で、これもUSB同様、先の個人の方制作の物をゲットしている。恐らく原理は、かの“かないまる”さんもネットで書かれているものと同じと思われる(※コチラ:左側のメニューでTips 5をお選び下さい)。此方は試す環境になく、ただの気晴らしなのだが・・・。

2015年4月11日土曜日

神田明神のご加護のもとに。ガチャガチャ。

仕事絡みで秋葉原(我がふるさと)に出向き、トモカ無線で買い物したついでに、久々に同じビル内にある「海洋堂」に立ち寄った。確か50周年かでちょっとだけお祭りしてるとか小耳に挟んでいたので。(それにしても新装ラジオ会館は外人も多いし異様な熱気)

ガチャガチャくじ引きがあり、二回に一回当たる確率とあったので二回分で1,000円お支払い。で、一個ははずれで一個はC賞。賞品は小さいサイズのリボルテック。目の前にあったアイアンマンをチョイス(結局同僚の息子に嫁いだ)。因みにくじになっているガチャガチャもお持ち帰りできます。楽しいね、こういうの。

で、振り返った時に目に入ったもの。それは「神田明神ガチャガチャ(※関連記事はコチラ)」。なんですと?何を隠そう、私の初詣はずっと昔から神田明神で、結婚式も神田明神で・・・。さっそく挑戦!当たったのは将門さんの絵馬と大黒様と、まずまずの収穫。
でも、やっぱりカッコいい鳳凰や粋な提灯も欲しい!で、軟弱な私はヤフオクへ。ありました。550円と良心的な価格で。
で、めでたく、提灯、鳳凰、大黒様、熊手、そして将門公絵馬をゲット。巫女さんは遠慮しておきました。かつて私の妹は神田明神さんで巫女さんのバイトをしていたのですが・・・。

ご利益ご利益。さ、一緒に神田明神にお詣りに行って来よう。

2015年4月10日金曜日

足回りを金属で。(オーディオのお話)

"スパイク受け"を買ってみた。
先日ゲットしたJ1プロジェクトの小型ラック(※お話はコチラ)の足元を盤石にすべく、例によって色々探し回った(この時間が一番楽しいですね)。
無論、ラックと同じJ1プロジェクトでも良いのだが、高いし、何となく「金属モノ」が良いと決めた。根拠なし。
最終候補は二つ。AETのSH-3046B(※コチラ)と、アコリバSPU-4(※コチラ)。ヨドバシ価格で、その差400円。さてさてどちらが良いか。 それにしても中古市場ではアコリバさんの圧倒的な求心力を見せつけられる。まず、値引きが少ない。そしてすぐに買い手がつく。これは見事としか言いようがない。確かに拘りがすごいし、イベント等での「言い切り」がスゴい。あれだけ断じられると「そうなんだろうな」と納得してしまう。
一方のAET。熱心な応援団が大阪の逸品館。褒め方がこれまた一方的で、断じる感じ。同社の製品はまだ所有物が少ないが、メーカーとして気になる存在。
片や5,140円が4,140円、此方7,020円が4,540円。 ウッ、アコリバの方が割引率が高い。一方AETには手書きPOPで「お薦め」と・・・。悩むところだが、ここで何時もの天邪鬼がむくむく。
「アコリバが大人気なら、AETにしよう」
で、工業用真鍮がベースの3046Bを購入。
AET SH-3046B(同社サイトより)
早速取り付けてみて、満足感はあるのだが、効果の程は明確なものはなく・・・。
それ以上に直前に交換したケーブルによる音の変化の方が大きい。
入手経路も不明、メーカー名も記載なく、細身の銀色縒り線の硬いこのケーブルは音がハッキリしてるなぁ。デザインが良いので選んだのですが。
好みとは裏腹に、どんどん音が明瞭な方に寄って行く。うーん、如何なものか、悩みどころではあります。

2015年4月5日日曜日

憧れのSAEC電源タップもゲット。

予定外の落札がまた一つ。
前から欲しかった、SAECのタップ。本当は上級機が欲しかったが、入門機としてのTAP MATE(※コチラ)。
ヤフオク出品者の写真
真四角のボディに円形の挿し込み口という独特の形が物欲を誘う。過去にヤフオクで何回か入札を試みたものの2万を超え、手を引いてきたのですが、今回は特に競わず、結果、45,150円のところ、税込みで17,000円で落札してしまいました。

その後入札者からの連絡を見ると、出品者はオーディオユニオンの吉祥寺店ではありませんか。運送費が970円とあるので、じゃあ、取りに行こうと問い合わせると、直ぐにOKとの回答。また不在連絡票が入って奥さんに睨まれるのがヤバイのと、偶にはジョージタインに行くのも良いかと思い、往復604円の交通費でゲットしてまいりました。

とは言え、今すぐには必要ないので、押し入れの中に秘蔵。さて、どう接続し直すか。楽しみ楽しみ。

2015年4月4日土曜日

ラダー型ケーブルや如何に。

偶々見つけた二つのアクセサリー。

其の一。
BBE Sonic Maximizer導入によりフォーンジャック対応が必要になったことは既報の通り(※旧記事はコチラ)。
最終的にはサウンズ・ナカムラのオリジナルケーブルを作成いただいたが、その過程でフォンプラグについて探ってみた。そして辿り着いたのが、非メッキ真鍮モノラル・フォンプラグ(※コチラ:「オーディオケーブル市場」のサイト)。
非メッキNEUTRIK フォンプラグ
プロケーブル社(※コチラ)の洗脳により「非メッキ」という文字にピクッと反応してしまう。そんな時に発見したのが上記プラグと言う訳。一つ1,080円也。中村さんケーブルを入手していながら、どうしても欲しくなってしまいました。

其の二。
スピーカーケーブルを検索していて行き当ったフレーズが「ラダー型ケーブル」。なんだ?しかも「マルチョウエンジニアリング」と言う初耳の社名(※公式サイトはコチラ)。
ふむフム。「導体軸方向多段分割絶縁体構造を有する『ラダー型オーディオケーブル』」とな。同社が開発し、特許も取得している、正に梯子構造のケーブルで、キャラクター(固有音、付帯音)を極限まで排除した製品だそう。興味津々。
グレードが色々あって、ネット上で評価が高いのが高額な商品ではあるのだが、入門用に手軽な物も。しかもジャックのカスタマイズにも対応してくれ、客側から送ったジャックを使用して作成してくださる。ビンゴ。

上記の「オーディオケーブル市場」社でもカスタマイズに対応してくれるし、低廉なケーブルなのだが「ラダー型」に惚れてしまったから仕方ない。
早速「マルチョウエンジニアリング」社に相談メール。フォン(mono)→RCA(mono)を1mペアで、しかもジャックは当方準備の"非メッキ真鍮"でと依頼。すると早速の回答が。「喜んで!」と。
同社サイトのように、2段というのと4段という物がある。どう違うか解らないのでこれまた伺うと「音の差は結構大きいかと思います」との回答でした。価格差は2,200円。では4段で。12,000円也。

と言うことで、このケーブルにかかった費用は運送費も含め、締めて15,490円。運送費が結構高くつくな、という印象。仕方ない。
依頼してから素早く、2、3日で到着しました。確かにケーブルを透かして見ると、ペットチューブ越しにアーチで結ばれたケーブルが見えます。
チューブ越しに上向きのUの字のケーブル
配線構造(同社サイトより)
この構造こそが、負荷電流による歪、印加電圧による歪、電位変動による歪という三つの音質劣化原因を取り去る仕組み。ネットで拝見すると、果敢にラダー型ケーブル作りに勤しむ猛者もいらっしゃいますが、私は面倒臭くて作りませんね。

さぁ、これを機に若干の接続変更を行った上で、期待の音出し!
最新接続図
まずは、フォン-RCA変換ジャック+TaraLabs RCA 0.5mで試聴した後、件のラダー型スペシャル版に換装。
おーっ!アタックが全然違います。ちょっと強過ぎる程に一音ずつクッキリとします。若干キツ過ぎる傾向があるので、ツィーター用のアンプを少し絞った位。想像以上の違いでした。POPS系の曲は明瞭度が増してグッと良くなるものもありますが、総じて印象は "素っ気ない" かな。
正直言うと、甘めの音の方が好きなため、以前の音が懐かしくもありますが、明瞭な音になったのは其れはそれで歓迎して、しばらく馴染ませてみます。

2015年4月3日金曜日

無指向性スピーカーのススめ。

以前、仕事でお世話になった、高津先生の著作です。(※StereoSound社のサイトはコチラ
先生は何時もお静かで、本当にお世話になりました。高津先生が「無指向性スピーカー」に取り組まれたとあれば拝見しない訳には行きません。

とかくスピーカーは「定位」やら「奥行き」が問われますが、昔から妙に気になるのが「無指向性スピーカー」でした。正に降り注ぐような音のシャワーに浸りたい、と思っています。
ビクターのDDスピーカー(※AV Watchの関連記事はコチラ)をコイズミ無線で購入したことも。球形スピーカーを買いたいと思いつつ、今一歩踏み込めなかった私。「降り注ぐような音」を「星空の音」と表現されたのは流石。高津先生流のアプローチを参考にしたいと思います。

2015年4月1日水曜日

ついに、あの、ACアダプターも。

DACがKORGのDS-DAC-10(※同社公式サイトはコチラ)で、BusPower-Pro(※同社公式サイトはコチラ)を使っているとなると、次なる手段は・・・? あまりにも王道で、面白くもなんともない展開ですが、FIDELIXのHiFi-ACアダプターFL-AC-zn1をゲット(※同社公式サイトはコチラ)。ヤフオクで7,250円ですからお買い得でした。
FIDELIX FL-AC-zn1(同社サイトより)
余りの「お約束」に面目ないですが、効果はと言いますと、これは語り尽くされた通り。まあ、音が明瞭になる。音のせり出しが良くなる。後は想像していたよりもデカい。以上。
Buspower-Proに加えてSOtM tX-USB(※公式サイトはコチラ)まで揃えているのですから、余りの王道の辿り方に、流石に赤面です。

此処の所、連続で通販物が届いていて、奥さんのご機嫌も悪いので、少しお休みですね。
次は愈々スピーカーの登場かな。