2014年3月29日土曜日

勢いでPowerAmp Musica pow60v2。

いやぁ、「弾み」って恐ろしい。
本当に買うつもりなかったんです。
ほんの気まぐれで、「パワーアンプ替えたら音が良くなるのかなぁ」など考えながらヤフオク見てたんです。
超コンパクトなパワーアンプって・・と思っていたら、目に入ったのがNmode X-PW1。※公式サイトはコチラ
1bitアンプの伝道師、布村さんの渾身の作品ですね。公式サイトでは「プリメイン」となっていますが、1入力だし、まあパワーアンプ的かな。価格は8万円。気の迷いにしては高いけど、超魅力的。XLR入力によるモノアンプとしての活用もウズウズしますし。素っ気ない程のド・ストレートな音出しは、好き嫌いはありますが、ある意味潔い。
横幅がMusicaの60シリーズと一緒だし。
例によってそんな時にオークションの出品があったものだから、ドキドキ流れを見てました。で、5万を超えた時点でパス。やむを得ません。
で、ふと考えた。Musicaの60シリーズのパワーアンプは?ネットで確認すると(※公式サイト)、118,000円也。ふむふむ、Nmode X-PW1よりも結構高い。じゃあオークションでは??またまた、あるんですよ、こういう時って。割と安めから始まって値動きも激しくない。中古市場でも出てないし、どれくらいで収まるかしら??・・・あれ?間際でこの値段??・・・ちょっくら参加しちゃったりして・・・あれ?落札しちゃった??
という流れで28,500円也でゲットしてしまいました。うーん、そんなには嬉しくない・・。

とは言えポチっっちゃったんだから仕方ない。奥さんへの言い訳を考えながら手続き完了。

購入後に気づいたのですが、サブウーファー用の出力端子がないのです。サブウーファーがないと音の厚みが減って物足りないので、やむを得ず出力を分割します。
さて、音なのですが、ふっくらした音です。デジタルアンプではないが故の音の傾向でしょうか。高域は前のアンプの方が伸びやかだったのですが。難しいところ。
どちらの方が良いかなぁ・・・。結構微妙。
さて、もう少し慣らし運転しよっと。

2014年3月22日土曜日

またもアコリバ。今度はBWA-4。

一応、スーパーツイーターもどき「TAKET BATPURE_C」を加えてあるものですから(※過去記事はこちら)気になっていたのが、またもアコリバBWA-4.
公式サイトの商品ページへ
 
(同社Webより)

バイワイヤーアダプターですな。
ネットでのレポートを拝見すると「予想以上に良い」と。
期待に胸を膨らませて、セッティングを行いました。
構造は簡単なのですが、プラスとマイナスの判別やら諸々、無理な体勢での作業が続き、疲れました。

で、結果は・・・・。音が明瞭になったような気はするのですが、まあ、変わらず。うーん残念。元々 「TAKET BATPURE_C」が音が聞こえない代物だけに効果は量りづらいのかしら??

で、当時に導入したの“XLOテスト&バーンインCD「RX-1000」”。
日本の輸入代理店の公式ページへ。
XLO テスト&バーンインCD「RX-1000」
(同社Webより)

ネットではその技術的背景も含めて議論されてますね。中にはスピーカーが壊れた方もいらっしゃったり。「磁気がとれる」というのは??ではありますが、様々な周波数の音が繰り返されるというのは馴らしには良いかなと思って購入しました。日本語解説が不要でしたらお安いですし、偶々Amazonでケースが壊れた輸入品をアウトレットで格安で出していたので即ゲット。

で、コチラの効果は思ったよりはあるような。上記のアコリバと一緒にやってしまったものですから 「どちらの効果?」というところはあるのですが、音の明瞭さはXLOのおかげという気がします。理由はサブウーファーの響きの方に変化があったので。チェロのソロが醸し出す複雑な音が一つ一つ立ってきました。

うーん、とりあえずは良しとしよう。

それにしてもシステムの帯磁については悪影響があるだろうなと思います。
ボリュームあげたままの入力切替や電源OFFなどもっての外、とよく聞きますが、面倒くさいですものね。
こんなものを発見したのですが、これを購入するまでもないので見てるだけですが、良さ気ですな。
※株式会社愛和「Hyper Degauss ハイパー・ディガウス AX-W3 MKⅡ」公式サイトへ

名前が怪しげですが・・・。

2014年3月13日木曜日

そして「パッシブアッテネーター」 ~ MUSICA att60 ~

現在のシステムで不満を挙げれば沢山あるし、じゃあ駄目ダメかというとそうでもなく。
色々あれやこれやと付け足すことが良い効果ばかりではなく、根本的にグレードの高い機器に替えなければ、ということも分かっていながら、やってみたくなる、あれこれ。

現在使用しているプリメインはKENWOODの超コンパクトコンポのアンプ部KS-10(これで「音」を語る、ど厚かましさ)。まあ、癖なく元気に音を出してくれます。でも、心なしかボリュームを絞ると必要以上に卑屈になる気がして。「叱られた仔犬」のように、シュンとなってしまう感じがする。(意味不明?)
「ま、しかたないか」と思っていた矢先、大好きなヤフオクで発見したのが「パッシブアッテネーター」なる文字。そしてコンパクトそうでシンプルなフォルムに釘づけ。それがMUSICAの「att30」でありました。
※MUSICAの公式サイト(att30のページ)へ。
イイじゃないですかぁ。潔いし、美しい。「電源がないから音がイイ」・・イイじゃないですか。(上記サイトの商品紹介の下部に同社のブログで「3つの条件でプリより高音質?」 のリンクあり)
即、ヤフオクさんにGO! aucfanで過去の落札価格を調べると安い時で12,800円。壱万円バージョンアップ好きの私にピッタリ。オーディオユニオンやハイファイ堂で19,800円。
それでこういう時って不思議に欲しい物がヤフオクに出現するんですよね。ありましたよ。で、競り合って2万超え。これじゃあと、一歩退いたらその後とんと出現せず。日々の検索の中から見つけたのが同じMUSICAの兄貴分であるatt60。どこが違うか解らないけど多分兄貴分。(筐体のサイズと素材が違うだけ?価格が倍もするのだからそんなことはないと思うのですが。)
※公式サイトはこちら
本当はデザインもサイズもatt30が好みだけれど、来ぬ待ち人を今や遅しと焦がれる寂寥感に負け(?)、21,000円也でポチっ。
新品でこの価格だから良かったのだけれど、好みと少し違うけどお金持ちの令嬢だからまあイイか、といった感じ。(先程来、例えが変。)

現物は思ったよりデカく、おそらく同シリーズの他機種に合わせただけのサイズのようです。やっぱりatt30の方が良かったなぁ。黒の艶消しボディは面白い風合いではありますが。

さて。肝腎の音。普段は9時の位置が限界のところ、3時まで上げてみます。もちろんアッテネータの方は半分以下。
それでも確かに音の雰囲気は変わりました。間に少なからず異物が入ったのですから当たり前。輪郭がハッキリしました。そもそもEnacomかまして音を曖昧にしてるのですから可笑しな話ですが。特に低温がハッキリして太くなりました。
次に音を絞った際の音の変化は・・・。やはりボリュームを絞ると一気に迫力は萎みます。しかしながら、「うな垂れる仔犬」ではなく凛とした印象。
それではDACではなく、PCの音はどうかしらと、ちょうど公開された、BUMP OF CHICKEN feat. HATSUNE MIKU「ray」のMusic Video(オフィシャルサイトはこちら)を聴き比べてみました。やはり違いが歴然。ミクちゃんの声も明瞭になります。(ま、好みとしては「feat. HATSUNE MIKU」でなくオリジナルの方ですが・・・)
オーケストラのように複雑に音が絡むものより、POPSなどのシンプルな音の方が違いが際立ちますね。(アンプの解像度が悪いからとも言えますけれど)

ひとまず大成功ですね。
ただし、ネットで書かれているように、ボリュームが無段変速でなく、カチカチと廻るタイプなのには私も少し違和感は感じます。

それでも心から喜べないでいるのは、着荷した際の不在票を黙ってテーブルの上に置き、その後何も言わない奥さんの反撃が恐ろしいから・・・。

2014年3月8日土曜日

仮想アースのセッティング(RE-9の極性切り替え)

RE-9の使用を開始したものの、「セッティングを誤るとブレーカーが飛ぶことがある」という強迫観念が脳裏をかすめ、「本当にあっているのか」と迷いがありました。

「リア一パネルの切換えスイッチを素手で持った状態で。LEDの表示が右か左でグリーン(緑)になる位置に合わせて下さい。」(マニュアルより引用)
 と伺っていたので、緑になるのを確認して接続したつもりだったのですが、ご厚意でお送りいただいたマニュアルを見てびっくり。
曰く「手を離した状態ではLEDは、グリーン表示になります。」 
 
「それじゃあ今まで逆の方に切り替えていた可能性もあるのか」とゾッとして、恐る恐る
 切り替えスイッチに触れたまま右へ左へ・・・。すると、「ん?どっちも赤のまま??」

再びマニュアルへ。
曰く「部屋が厚手のカーペットや樹脂製の床貼り、また、スリッパ等をはいていると上手く切0替わらない揚合(グU-ンが才レンジぽくなったりします)がありますので、スリッバ等を脱ぐなどして作業を行って下さい。」

そうか、それが原因か、と、踏ん張ったり、べたーっと床に足をつけたりして何度もトライ。結果は一緒。ただし、よーく見ると、一方がオレンジがかっている、微かに。うーん、こっち・・・か?
疑心暗鬼は続くのでした。

親切なサポートのご回答も「カーペットの上に靴下を履いてRE-9の極性チェックをすると緑になりにくい場合がございます。その場合は靴下を脱いでフローリングや畳の上で作業すると感知し易くなる場合がございます。」とのことなので、色々試してみましたが、微かにオレンジがかる、という違い。心配はあるものの(効果は別にして)、実際にブレーカーがぶっ飛ばないので使っていたのです。

ある日、電磁波除去装置として、よく名前を聞く「エルマクリーン」のサイトを偶然見つけ、「もしかしたら似たような考え方に基づくものかも?」と思い立ち、取説をダウンロードして読んでみると、、FAQに「説明書の手順に従って接続しても、検知器の音が止まらないのですが」との文字が。そうしてその答えが「帯電していませんか」。
これだ!
私は“電気人間”で、冬季のパチパチは激しく、飛び散る火花が見えるほど。
そこで「エルマクリーン」の取説で対処法を見てみると、
(エルマクリーン取説より抜粋)

なんと、足を上げろと仰る。これまでアコリバのマニュアルに則って一所懸命大地に根差そうと行った努力と真逆なの??
ところがやってみると、今度はオレンジでなく、キチンと緑色に点灯!
良かった、向きも合ってた!
ということで、少し安堵しながら使い続けておりますが、果たしてこれで合ってるのかしら???謎は続く・・・。

2014年3月2日日曜日

YLOD発生!

初期型PS3の宿命ともいうべきYLOD(Yellow Light of Death)が発生してしまいました。

いつものように、SACDを挿入し、USBメモリを挿して作業開始。いつもより進み方が遅いかなと思いつつも、入力を切り替えてテレビを見ていて、ふと本体を見るとLEDの赤い点滅。

ヤバい。やっちまったか。

事前にネットでの注意喚起を見ていたので、なるべく連続で使用しないように、休み休み作業するようにしていたのですが、ゲームはやらないしと高をくくっていたのですが。
主電源を切って少しだけ待っても症状に変化なく。ネットで調べると、やはり恐れていたYLODの症状と一致。
うーん。SONYに修理に出せないし、さてどうしよう。

で、ここでもGoogle先生。

こちらのサイトのお世話になりました。ありがとうございます。

そして発見したのが「ドライヤー法」と称する応急処置。
そんなバカな、と薄笑いを浮かべながら、藁をもつかむ気持ちで、一心不乱にドライヤーをあて続けること15分。

外出して戻ってきてから恐る恐る・・・。
おー!電源が入った!

その後SACD作業も無事完了。
もう少し頑張って欲しいです。
ドライヤーに助けられました、一旦は。

流石の中村さんケーブル!・・・サウンズ・ナカムラ信者の独り言

さてさて、いそいそと持ち帰りし、サウンズ・ナカムラ製ケーブルの3本。
◇USB 30cm(Belden81553)8,500円
◇RCA50cm(Belden9305:SubWoofer用)3,800円
◇RCA 50cm(Neumann:Stereo)8,500円
締めて2万円で作製いただきました。

ついでに他所で使用していた、中村さん制作のタップも持ち込み、いざ試聴。

これまで使用していたのは、
◇USB:Zonotone20cm(HiViの付録の4本を聴き比べてチョイス)
◇Subwoofer:SAEC Digital 60cm(デジタル用何ですが丁度良い按配だったもので)
◇RCA:Oyaide純銀導体ケーブル1m(自作:DACとアンプの接続に使用)

Belden81553は中村さん曰く、デジタル用として非常に良いとのこと。もしLanケーブルを自作するなら良いのではとも仰っていました。ある大学の研究室用に頼まれて、このケーブルで測定器向けに作成したら、測定結果が一桁違った、って、そんな測定で良いのかしらと思いつつ・・。
また、Belden9305もサブウーファーには「これが一番」とのお言葉通り、最も変化を感じたのはこのケーブルの存在感でした。
さらにNeumannは中村さんの絶対的オススメのよう。「綺麗な音を出すんですよ」と嬉しそうにお話しくださったのですが、確かに静けさを感じる、かな?(プラシーボ??)

一応、私なりの勝手な流儀で、マリンバ、チェロ、ピアノ、ソプラノを順に聴くのですが、洗記のように、サブウーファーは大きく傾向が変わりました。強く生々しく打ち出す感じ。少々強くなりすぎの観もあって、またサブウーファーのボリューム位置を変更しないといけません。

トータルで、やっぱり中村さんケーブルは流石!
まだ“馴らし”が済んでいませんが、まずは第一印象を。
何はともあれ、中村さんにはまだまだ頑張っていただきたいし、陰ながら応援して行きましょう、皆さん。