2016年2月5日金曜日

"ゾウの足" ケーブルと "合金メカ" クランプ!

さて、本日もケーブル三昧。
以前より、audio unionの店頭で、白い布で覆われた姿が不思議な感じで気を引かれていたのが日本オーディオのケーブルでした。非常に高額なケーブルですが、その社名通りに、何となく "日本製" という雰囲気を醸し出していたものです。
そんなケーブルを、先日、ヤフオクで発見し、お安くなっていたので、また無駄遣いしてしまったのが、コレ。デジタルケーブルDG-5000G/1.0m(※同社サイトはコチラ(当該機種は既に掲載なし))で、37,800円のところ、9,724円也。
日本オーディオ デジタルケーブル(写真は後継機種DG-7000(同社サイトより))
「白い布」の正体は「無染色綿」だそうで、実物は芯線そのものがフニャフニャしているために、見た目と相まって何だか妙なヤツであります。取説によると「埃はブラシで落とす程度にしろ」「濡らすと音が変わってしまう恐れがある」とのこと。この素材では汚れそうだなぁ・・・。これも取説からの引用ですが「特にD/A側20~30cmに(ゾウの足のように)弛みを寄せると”開放感”が更に改善される傾向があります。」とのこと。長さも敢えて1mに抑えているそうで、何だか面白そう。それにしても自ら称する「ゾウの足」とは言いえて妙。

設置はDDC(iFI-audio iLink)からDAC(Nmode X-DP1)の間にすることにしました。
これまで使用していたオルトフォンのデジタルケーブルとの比較です。このオルトフォンはSAECのデジタルケーブルと比較しても中域がグンと張って気持ち良いので気に入っていました。
さあ、比較結果ですが、何時も試聴の際に利用するチェロのソロなどの耳触りは、中域の押し出しが強いオルトフォンの方に軍配が上がります。でも、解像度は日本オーディオかな。トランペットの響きや、これまた試聴の際に用いる「1812年」の本物の教会の鐘も、一音一音がクッキリ響きます。"繊細"と言う表現もできるかもしれません。
これまた聴く音楽によって好みは別れるところですが、折角なので暫く使ってみます。

さてさて、ここでもう一つおまけ。
これまた以前、ハイファイ堂のサイトで発見して気になっていたのが、ケーブルクランプ(株式会社中村製作所PCCR-01 Pd:※同社サイトはコチラ(最下段))
中村製作所ケーブルクランプPCCR-01(同社サイトより)
同社はトランスで有名ですが、コレ、なんかメカメカしていてカッコ良いなと思った次第。何事も見た目が肝心です。
恐らく「音が締まる」とか何とか効能をたれるのだろうと思うのですが、本日立ち寄ったaudiounionアクセサリー館のショーケースにその姿を発見!中古が半額以下で扱っていたものですから、つい購入(6,264円のところ2,500円也)。
で、早速AET PSE-018HGに装着しますが、このクランプのネジは超貧弱。AETプラグに元から付いているネジの半分程度の径しかない。締め込んでみても何とも頼りなくて、ここは改善が必要ですね。そして、簡単に装着完了。
AET PSE-018HGに取り付けてみた(勿論左側)
まあ、見た目は勇ましくなりましたね。隣に挿したケーブルも同じプラグでしたので比較すると・・・見た目は豪華。音的には、うーん、予想通り大きく変わるものではないですねぇ。AETのプラグは元々のクランプがしっかりしているので、この部分が貧弱なプラグの場合はもう少し効果があるかしら?? ま、見た目重視で、取り敢えず。