2015年2月8日日曜日

YL音響 ツィーター装着完了。

元はと言えば、音楽之友社のStereo 2015年1月号(※コチラ)の特別付録「USBノイズフィルター」が欲しくて同誌を買ったのだが、その中の記事「本誌筆者14人による「私のイチ押し!アクセサリー2014」を見ると、紹介があったのが同社のムック本「マルチアンプによるスピーカーの楽しみ倍増法(※コチラ)」の特別付録、ステレオ2WAY型チャンネルデバイダーであった。

0NTOMO MOOK「マルチアンプによるスピーカーの楽しみ倍増法」

炭山アキラさんが、文末で紹介されているのを拝見し、興味を持ってしまった。 Fostexが作っており、作りもしっかりしていた。
これまで、ネットワーク等の知識もないので、パラ接続だけで使えるTAKET BATPURE C(※コチラ)を繋いでいたが、このチャンネルデバイダーを使用しても、全くツイーターの効果が見られない。
うーんこれは、ツイーターをゲットするしかないか・・・、と、何時もの本末転倒パターン。
ヤフオクから、いつものハイファイ堂さんなど、色々チェックしてみます。ふむふむ、現在主に入手できるのはFostexなのね。もちろんJBLなど高額な物も沢山あるけど、 システムのバランス考えるとそれはねぇ。
そして、調べを進める内に日本が誇るツイーター制作会社の存在が。それがGOTOユニットとYL音響。なかなか渋い。中古市場でもGOTOユニットは大型のものしかなく、高価なのですが、YLは小型で安いものも(もちろん古いやつですが)。そもそもツイーターの知識がない私が突然「YL」というのも分不相応ではありますが。
そして探せば出てくるもので、1960年代と古い物で、ネットで検索しても殆ど出てこない代物ですが、ハイファイ堂さんの大須本店にありました!H-18 29,800円也。うーん、価格も手頃だしサイズも良い感じ。でも形状がいかにも古いし、どうかなぁ・・。
秋葉原店に出向いて情報収集すると、ホーン型は比較的劣化しにくいということと、お店でキチンとチェックしていること。とくに後者は重要です、古い物だけに。しかも、何と!購入を迷っている間に、19,800円に値下げされているではないですか!これは行くしかないでしょう、ということで購入を決断して、秋葉原店に移送をお願いしました。
YL音響 H-18
現物を見てみると、このブツはスピーカーユニットに納められていたとのことで、ネジの近辺にはハゲがあるが、その他は錆もなくとても綺麗。ワクワク。
接続はこんな感じ

さあ、試聴です。
冊子の取り扱い案内と首っ引きで、恐る恐るツマミを回していきます。おー、高音がキラリと光る。
効果は覿面です。ただし、他との比較はできないのですが・・・。
最適ポイントを探るのは難しいですね。曲によって違うし、当たり前ですがクラシックとJ-POPでも全く異なる。 オーケストラに合わせると、J-POPでは高音がキツくなり過ぎる。ハイレベル、クロスオーバー、そして高音用アンプのレベル・・・。難しいですが、マリンバの高音が確かにクセなくスーッと伸びているのが楽しい。しばらく色々やってみますが、接続法も固定方法も考えなくちゃ。
只今、何時ものXLOによるエージング中。