2017年3月5日日曜日

ケーブルの制振対策の新案!

先日のRCAケーブル試聴会(※過去記事はコチラ)で、ナノテックシステムズさんのケーブル制振のジョイントの現物を拝見して、ふと思い出したのがこれ。
アイリスオーヤマ メッシュパネルジョイントMPA-J
ホームセンターとかでも販売されているのではないでしょうか。私は楽天で196円で5セット購入(送料は680円!)。
ナノテックの物はクリアのプラスチック製で2カ所ビス止めですし、穴の径は当然ケーブルがちょうど収まるサイズだ、という違いはあれど予想通り、構造はそっくりです。期待大。ケーブルがメッシュパネルの針金(?)の径より太いため、ビスを長い物に変更する必要があります。(アイリスオーヤマのジョイントは5.5mm径用でした)
最終的パーツ構成
ビスはM4で、長さは20mmあれば充分(ナノテックの物が六角ナットだったので真似してみました)。ついでに緩み止めのために同じサイズのナイロンナットも購入。また、ケーブル径が太くてジョイント同士が浮いてしまうので、AETのVFEシリーズ(※同社製品サイトはコチラ)を挟み込みました。これがまた、縦に真っ二つに切るとサイズぴったり。
かくして信号の送り出し側と受け取る側の両方に装着してみます。その結果、装着したケーブルの箇所なのか、ケーブル形状なのか、効果が見られるものと見られないものとが混在していました。最も効果が見られたのは、CDのアナログアウトプットのケーブル(Zonotone 6NAC-Granster 3000α)に取り付けたもの。音の滲み(というかぼんやりした感じ)が払拭されてクッキリします。何度かつけたり外したりして確かめましたし、CDでもSACDでも同様の効果が得られたので、ひとまずはやってみる価値があるのではないでしょうか。ケーブルの抜き差しはしにくくなりますけれど・・・。
こんな感じの仕上がり。奥はChord。
ケーブルの制振は効果ありますね。電源ケーブルの制振では、かないまるさんがプチブルゴムを使った方法を紹介されています(※コチラです)。あまりにビミョーなんで、聞き分け難度は高いですが、今回の実験によって改めて興味が湧いてきました。今回のジョイントにもテープ状の制振材も貼り付けてみようかしら?あまりやり過ぎると逆効果になるようですが。