2013年7月21日日曜日

DS-DAC-10導入記 その2

アリアを鳴らして、第一印象。綺麗な音だな。
うーん。でも残念ながら、それ以上でも、それ以下でもなかったかな。期待が勝手に膨れ上がっていたのに加え、再生装置がアンプもスピーカーもマイクロステレオのもの(アンプはKenwood、スピーカーはSONY、スピーカーケーブルはOYAIDE)だったし、それじゃあヤッパリ意味がないというか、可哀相というか。
 でも、その環境の中で色々やってみようと。私、総てのCDは、とりあえずだからイイやと、iTunesでリッピングしてまして、それも劣悪ともいえる環境です。
そして次に聴いたのが、JPOPでミ○○ル(当方の再生環境の影響も大きいので失礼なために一応伏せ字で)を。ちょっとヒドくない?薄っぺらでスカスカ。原因は何?
お約束通り、リアルタイムDSD変換によりASIOにして5.6Mにしても勿論状況は変わらず。解決策を見出さぬまま、クラシック系(奥さんの関係でソロの声楽が多い)に戻って続けざまに知らない曲を再生。
ま、確かに膨らみますね。この酷い再生環境下(クドい)でも、ASIOにするとまろやかに変化。お好みですけれど。
うーむ、次にする事は何かな??そうそう。購入のきっかけとなったUSBケーブルの違いを実験しなきゃ。※キッカケとなったエピソード
それに、電源環境を変えてみることだ。かくして私、先ずはブツの購入に走る性格。前出のように(※過去のブログへ。)ほぼ、オーロラサウンドのBuspower-Proに決めていたのですが、対抗馬が現れ大混乱。
それはコチラ!エーワイ電子の「専用USBケーブル汎用版(Improved)」
※公式サイトの商品ページへ。

電源が音や画像に影響を与えることは、何度も体験している。特にデジタル環境下での都市伝説と揶揄されようが、変わるんだから仕方ない。私は何の根拠もなく、“ノイズ”が影響しているのだと信じている。故にバスパワーで聴く環境は絶対に許せない。そこで前出の二商品と相成った訳。
 Buspower-Proに関してはレビューも多く、定評がある。USBケーブルも好みのものに替えられる。でも、ACアダプターに不満が残る(ACアダプターを買い換えれば良いのだが)。オーロラサウンドのサイトでも「指摘があるのは知っているが価格の面でやむを得ず」と書いてある。一方の「専用USBケーブル汎用版(Improved)」。
電源に特化した商品であり、電源ケーブルも替えられる。ところがUSBが変えられないし1mもある。しかもユーザーレビューが殆どない(但し、カカクコムで使用できているとの口コミ有り)。加えて、この会社製類似機種のレビューでは、星一つ、殆ど効果なしとの評価。
うーん。悩ましい。
で、ココで私が考えたのは、兎にも角にもポイントは「電源」。電源ケーブルによる音の変化は顕著であり、その意味で、「専用USBケーブル汎用版(Improved)」のアドバンテージは大きいと判断。それに、総てのケーブルを試してはいないのだが、私の脆弱な環境下では、SUPRAと同梱のUSBケーブルとの差が殆ど感じられなかったのです。
うむ。やっぱりココはレビューが少ないが故に、敢えて行くのが“漢”と書いて“男・をとこ”の務め!と一旦は決意。
だがしかし!思ったのは良かったのだが、一般の小売店では扱っておらず、通販のみ。奥さんにバレると考えた瞬間、一気に腰砕け。ま、イイヤと、ヨドバシカメラでBuspower-Proを購入してしまった軟弱な私。そうだよ、テーブルタップをキチンとすればいいんだよ。と、自身を納得させる。

でも、導入の結果は、確かに良いですよ。他の方のレビューにあるように「目から鱗」ではなく私的には「へぇー」でしたが。女声のソロの高音が響く部分で声の伸びが違う。外すと声が硬く、若干音が割れ気味なソースでも、Buspower-Proを接続すると、厚みが増し、安定感がグッと出る。「へぇー」と感心してしまいました。ありあわせのセットでこんなに解るのですから立派なものです。
しばらく慣らしは続きます。そしていつの日か「Improved」も。