2013年12月8日日曜日

ついに訣別の時。PHSよ、さようなら。

ついに訣別。こんな時が来るとは。

 思い起こせばPHSのサービス開始の1995年7月。その月に、私はPHSを使い始めた。最初の月だけ、契約者は生年月日か家(いえ)電の末尾かを選択できる特別サービスがあり、私のピッチも家電話も同じ番号となった。
昔は携帯電話は大きく重く、本体価格も通話料も、高く品質が悪く(ドナルドダック声と言われた)、地下街地下鉄では使えず。都心生活者で地下鉄使用率が高い私はピッチに飛びついた。当時は都会生活者はPHS、郊外生活者は携帯と、本当に区分けされていた。

以来20年弱。NTTパーソナルからDoCoMo、そしてWillcomへ。ずっと使い続けた。DoCoMoがサービス終了時に、DoCoMoは失礼を顧みずにしつこくしつこく携帯電話への機種変を電話で訪問で勧めた。そんな勧誘に「やめません。最後まで見届けます。」と啖呵を切った私。正直言うと、遅かれ早かれサービス停止は近いと思っていたのですが。NTTのサービス停止を時刻案内を聞きながら見届けた私。確か、停止日の翌日昼までサービスは続き、そしてふっつりと音声は途絶えた。

そこまでの思いで使い続けてきたが、最近出番がめっきり減っていたのは事実。出張が多かった時は「だれとでも定額」にし、地震の時でも本当に繋がってくれたことに感動し、ずっとずっと使って来た。でも、仕事が替わって外出も減ったら、惰性で契約を続けている観があり。しかも心なしか、繋がりも悪くなった気が。
一時はW-Zero3も二世代に渡って使い、一時期はメインのデータ通信回線になったこともあったよね。
今回解約に至った原因の一端は写真真ん中のSIIの端末SOCIUSにある。この端末全くダメ。繋がりにくい、突然切れる、不安定。Bluetoothでスマホと連携できる唯一の端末だから飛びついたのに。このため二年間の縛りが解けた今月、新しい端末に変えようと決心という訳。
色々考えた結果、その昔欲しかったけど品薄で買えなかった写真左端の端末WS001 TT(ネットインデックス社)にムラムラ。この電話、W-SIMが必要だけど、それなら、昔使っていたSIMがあるやと、本体はヤフオクで2100円(電池なし)でゲット。次にメーカーから電池を4200円で調達。
これでよしよしと、一路Willcomストアへ。
係りの方はW-SIMに不慣れで電話で問い合わせながらの対応だったが、まあ、仕方ないわなと温かい目で見守っていた。
ところが何というに事欠いて「お客様のW-SIMはこの機種では使えないそうです」。それでもまだこの時点では余裕。
「ま、仕方ない。ヤフオクで仕入れよう」と。そして該当するW-SIMをめでたくヤフオクで2500円でゲットでき、またもご満悦。

そして本日、スキップしながらWillcomストアへ。今回も電話で問い合わせながらの対応でしたが、まだ余裕。ところがまたも信じられない一言。「お客様、この機種は使えないそうです。」
えっ??なんつった???
 「現に設定画面に入れませんよね?」・・・・・・(゚◇゚)ガーン(゚◇゚)
予想だにしない展開に真っ白。
一つ昔のマシンWX330JE(写真右端:日本無線)に戻すか。いやこの機種は使いにくい。どうする?どうすんの??何のために9000円位使ったんだよ!解約料7000円かかるし・・・。
あ””-面倒臭くなってきた。で、結果、発した言葉は「やめます!」

20年に渡るピッチライフがこうして終焉いたしましたとさ。まだ心残りはあるのですが、DoCoMoとDisneyMobileの両方の回線使ってるし・・。ありがとう、PHS!!!