2020年4月6日月曜日

“Pay”の乱立、サービスの輻輳。

〇〇Payの乱立は今に始まったことではないが、“Pay”だけではなく、アプリや各種サービスの混沌ぶりにも悩まされる日々であります。

既稿のように、LinePayを憎悪するに至った訳ではあるが、その後も悩みは尽きない。

auPay。「大手が満を持して」と思いきや、ご存じのように開始早々第一週に問題が生じ、ポイント上限を引き下げるという暴挙に出た。私は高額な買い物予定は無かったから良いものの、呆然とした御仁は多かろうとお察しする。「auPay使えます」という店頭表示も乏しく、キャンペーンで得られたポイントを使い切ったら終了だろうなと思われる。(auユーザーではないし)
唯一良かった点は、「今の買い物でこれだけのボーナスポイントが付与される予定ですよ」と表示が出ること。これは他のPayやサービスでは見られない、素晴らしいところ。安心に繋がります。これについては他者も見習って欲しい。既稿のように、Linepayで非常に不快な思いをした私としては身に滲みる美点だ。ポイント付与に超絶時間を要するYahooのサービス系もですね。

次にメルペイ。運営が難しい中、Docomoと組むなど、努力は見られるし、必要な金額だけチャージできるなど使い勝手はまあ良いのだが、マイナー感は否めない。3月のキャンペーン金額も限定的で、すぐに枠を使い切ってしまったし、メルカリの出展も今ひとつ中身が伴わないし、尻つぼみの印象は拭えない。

となると、最終的には、やはりPayPayかなぁと。一番の理由は飲食店をはじめとして使用できる店舗が多いこと。最終的にはこれに尽きるところでしょう。営業担当者のご努力に感謝いたすところです。SoftBankユーザーであることも原因ではあるものの、Yahoo ShoppingもYahooオクもとなると、その一貫性はありがたいところです。様々なサービスが集約してくれるとありがたいけれど・・・、難しいでしょうねぇ。

最後にアプリに関してですが、各者が「スーパーアプリ」を目指しているのでしょうが、かえって混乱をきたしているような。これについては熟考を要しますな。次元は低いですがauPayの「広告見た後にクイズに回答」についてですが、広告の程度が低すぎて引きます。開始早々なのでナショナルスポンサーは難しいのでしょうが、内容も広告としてのクオリティも低すぎて、顧客を遠ざける一因となるのではと老婆心ながら危惧するところです。

アプリの統一と言えば、「楽天」では楽天ポイントと楽天エディのサービス統一を進める気配が見られますが、各者サービスの複雑さについては次回に。