2016年2月12日金曜日

(続)バッハ 無伴奏チェロ組曲(全曲) を色々と漁ってみた。

以前、バッハの無伴奏チェロ組曲が大好きと、複数の演者のCD聴き比べを記載しました。(※過去記事はコチラ
取り敢えず感想をアップしたことで満足して流行病も一段落、と思っていたのですが、その後少しだけその余波があり、続編として二枚だけ追記しておきます。(具体的な内容がわかるようAmazonのリンクもつけておきますが、決してアフィリエイト狙いと言う訳ではありません・・・・少しはあるけど・・・)

まずは、大いなる変化球。
Ron Carter (2012/3/21)


言わずと知れたJazzベーシストのロンカーター。
以前、無伴奏組曲を色々ネットで"漁って"いる際に発見したものなのですが、どうにも変化球なので一度は踏みとどまっていたのですが、我慢できない体質で、つい・・・。
結果は・・・すっごい変化球でした・・・。正攻法でコントラバスで忠実にチェロの運指を再現していたら、と思ったのですが、まぁ、無理ですわね。Jazzでした。しかも"ウッドベース"でした、完全に。録音が良くてベースの響きが心地よく・・・という感じでもなく、ひたすら弦の弾ける音がビヨンビヨンするというもの。奥さんも「何それ?」との」感想。残念。

そして次に大御所、ロストロポーヴィチ。
Mstislav Rostropovich (2008/7/23)


前回なぜこの盤を加えなかったか忘れてしまいましたが、disk unionが会員サービスデーを開催していたので出向いた際に発見してゲット。
響きはあまりなく、ちょっと遠くの方で弾いている感じです。音がふくよかでもなく、心もそれほど籠ってないように聴こえてしまう。録音のせいかしら?あまりに"ON"で録られても厳しいですが、天井高めの部屋で弾いているにを窓越しに聴いている感じ、なのも残念な感じを否めません。難しいですね、好みでしょうし。演奏としてはこちらもあっさり目で気楽に弾いている感じです。

ということで、今度こそ少しお休みしようと思った、更なるつまみ食いでした。