KORGのMR-1(※メーカーサイトはコチラ)を入手した目的の大きなものが、PS3亡き後のSACDのデータ化。
SACDプレイヤーを実家に置いてあったため、実験が遅くなったがその結果をば。
SACDプレーヤーはYamahaのDVD-S2500(※メーカーサイトはコチラ)。DV端子でアンプに繋いでみたくてゲットしたもので、SACDプレイヤーとして優秀なわけではない。
MR-1のLine入力はモノ・ミニプラグという特殊なものだけに、中村さんに作成いただいたRCA→モノ・ミニ単頭ケーブル(確かBelden)を持参し、いざ実家に。実家では電源環境は今一つだが、SACDプレイヤーのOUTPUTに直接ケーブルを接続して録音開始。
手間もかかるので録音レベルはオートにて、流しで録音です。ハイブリッドではないSACDのみのオーケストラと、ハイブリッドのStereoSoundの菅野さん監修SACDを収録。
家に帰り、ミニ→TypeAのUSBケーブル(WireWorld)を繋ぎ、データをPCに。
さて試聴だ。
結果的には中々良いかも。
先日、リッピングしたCDの再生を同じく中村さんケーブルを使ってMR-1で収録して聴き比べして(※過去記事はコチラ)、その時は唸ってしまったが、今回はまずまず?
さらに聴き比べは続く。
・MR-1で収録したもの(DSF2.8MHz)
・SACDをリッピングしたもの(DSF2.8MHz)
・CDとしてリッピングしたもの(FLAC44.1kHz)
この3種類を比較すると、結論としては、
SACDリッピング(DSF2.8MHz)>MR-1収録(DSF2.8MHz)>CDリッピング(FLAC44.1kHz)
ある意味予想通りではあるが、MR-1収録は健闘している。SACDリッピングには及ばないが、明らかにCDリッピングは凌駕。どちらかと言うとSACDリッピング寄りのクオリティだ。音の深さ、音数の多さ、高音の響き等、総てにわたってCDクオリティを凌駕している。ちょっとうれしいかも。
ただ、ご存じのようにDSDは編集できないから(※注:後記)一曲ずつ録音しなければならないし、ポーズ解除のタイミングやら、後での曲名入れなど、本当に面倒なのですが、光明が見えた、という感じでしょうか。
一番手っ取り早いのはSACDプレイヤーを繋ぐことなのは言うまでもありませんがね。
※注:DSDの編集ができるんですね!→※コチラ