さて、残念ながら奥さんに見つかり、ひとくさり叱られ、そして仮置きしての試聴です。
電源ケーブルもオリジナルらしき物で、割と細い。取り敢えずそのままで試聴。
低音がどっしりして落ち着いたサウンドです。好きな音です。奥行きも出て音像もくっきり。歌姫が“濃厚”にはなりませんでしたが、落ち着いたアンプです。
ただ「唸る」ほどではなかったなぁ、確かに良くはなりましたが。前のシステムはmusicaのセットでしたが、まずまずの出来だったと言うことですかね。
真空管なので、スイッチを入れてから使えるまで若干時間を要すること、音がこなれるまで更に時間を要すること、そして思った以上にデカかったこと、がマイナスポイントかな。
付属の六角レンチで8個の小ネジを回し、簡単に上蓋を外せました。この上蓋、思いの外薄いですね。すると其処には確かに二個の真空管が。周辺のスペースにも余裕があって、交換ができそう。ロシア軍用管の力も発揮できそうです。先の球露屋さん、なんとオマケで別種の互換真空管までくださいました。換装するのはもう少し先になりますが、楽しみです。