さて、買ったママになっていた二つの音質改善ツール。
その一、怪しい電源グッズで有名な「Noise Harvester」。
※完実電気のオフィシャルサイトへ。
その二、USBジャックに差し込んでSNを改善するという触れ込みの「USB-FIT」。
※SAECオフィシャルサイトへ。
寸暇を惜しんで装着してみました。
先ずは「USB-FIT」。
非常に柔らかい素材で、TylerAとBが5枚ずつついてます。
さて、以前記しましたように、オーロラサウンドのBUSPOWER-PROを使用しているので、まずはDS-DAC-10へ繋いでいるBUSPOWER-PROのTypeBを付けてみました。柔らかいので、どのように押し込めば良いのか戸惑いましたが、何はともあれグッと力を込めて。これによりグラつきが無くなるかと言えばそうでもなく、何となく不安。
でもまあ気を取り直して、まずはカラヤンのワーグナーを再生。うーん、あまり変化が感じられないなぁ。では、続いてJazzのギターソロとベースのソロ。あれ?・・・違う?・・・。低音が響く・・・、よね?
再度外してみる。そして更にもう一度装着・・・。ヤッパリ違うぞ。うん、違う。SNの改善という触れ込みとは違いますが、明らかに低音の伸びが違う感じ。
本当かなとネットで調べたら、「USB-FITは素材がよいので不要振動のクセをわりとよく消してくれて、制動感のある低音や豊かな間接音が聴こえるようになる使いやすいチューニングパーツです。」との記述が。※「かないまる」さんのページへ。
間違ってはいないような・・・「オカルト」と言われればそれまでかもしれませんが、この値段ですから装着をおススメします。
因みにその後、BUSPOWER-PROとPCを繋いでいるUSBケーブル(Zonotone)の両端にTypeA用、TypeB用、両方を繋げば3倍音がよくなる!訳はなく、余り変化は感じられませんでした。残念。
さあ、次に「Noise Harvester」。
極性指差し確認しながら装着!青ランプが盛大に点滅!
綺麗ではない我が電源環境では劇的な効果が・・・。うーん・・・。あんまり。よし、さっき結果が出たJazzならどうだ・・・うーん、微妙。何度か抜き差しして聞き比べを続けました。なーるほど、全く効果がないわけではない。(微妙な言い回しだこと)
音の輪郭が確かにハッキリしますね(自信はないけど)。それから、私は青ランプの点滅はウルサくて嫌いかも。
で、こちらは定価を考えるとおススメ度はグッと落ちるかな??
あくまでも我がプアーシステムでの出来事ですから、あしからず。
でも、充分楽しかったし、勿論装着したままにします。
でも、気になる点も。
確かに音の輪郭がハッキリして、低音の響きも良くなったのですが、デジタル録音したものは良くなったという感触が得られるのですが、古い録音のものは、より、古くさい音になってしまうのです。うーん、音の細密さより、音楽としての精緻さの方が気になる性格だけに、痛し痒し・・・。
まあ、それでもまた少し、音質改善。(実際は兎も角、少なくとも満足度は改善。)