2017年5月13日土曜日

フォース・プレゼンツ! アクセサリー試聴会。

今週末はオーディオ三昧。
土曜日はaudiounionアクセサリー館(※コチラ)でのイベント、フォース・プレゼンツ『アクセサリー / ビフォー・アフター』。
イベント風景
カジハラ・ラボ、サエクコマース、ポーカロ・ラインという3社連合軍「フォース」の各社扱う最新のアクセサリーをフューチャーした体験試聴イベントです。(以下の製品写真は各社ページからお借りしました)

先鋒はSAEC。[サエクコマース株式会社(※コチラ)]
・STRATOSPHEREシリーズ スピーカーケーブル:SAEC / SP-10 ¥105,000 (1.5mペア) (税別)(※コチラ
スピーカーケーブル / SP-10
・STRATOSPHEREシリーズRCAケーブル:SAEC / SL-1 ¥260,000 (1.2m) (税別)(※コチラ
RCAケーブル / SL-1

以前(※コチラ)、聴かせていただいているので、正直、格別な感想はないが、やはり素晴らしい。ノイズは表皮を走るので、芯線の周りに絶縁体で包んだケーブルをグルリと巻いた構造になっている。今回は手作り感満載のケーブル構造図を用いての解説があり、非常に複雑な構造であること、その結果高価になることが解った。

中堅はカジハラ・ラボ。[株式会社カジハラ・ラボ(※コチラ)]
・MCフォノカートリッジ:IKEDA Sound Labs. / IKEDA9XX ¥460,000(税別)(※コチラ
IKEDA Sound Labs. / IKEDA9XX
・MCフォノカートリッジ:MUTECH / RM-KANDA ¥380,000(税別)(※コチラ
MUTECH / RM-KANDA
・グラウンドコントロールRCA保護キャップ:MUTECH / MU-RCAP ¥12,000 (2個入り) (税別)(※コチラ
MUTECH / MU-RCAP
・スピーカーターミナル用ノイズコンディショナー:MUTECH / MU-BNCAP ¥27,600 (4個入り) (税別)
MUTECH / MU-BNCAP

カートリッジの違いについては、50万円近いカートリッジ達なので、ただただ溜め息。まあ、驚くほどリアルです。ライブ感ハンパない。名匠・神田榮治さん(※関連記事はコチラ)の名前を冠したカートリッジは特に素晴らしかった。こちらも構造の解説付きでした。耳の保養。
そして、私にとってのメイン・イベントはこの後、グラウンドコントロールRCA保護キャップ!以前、評論家の本田雅一さんがFacebookでベタ褒めだったのでスゴく気になっていた品物です。本田さんの奥様もその変化に驚かれていたとか。ようやく聴くことができます。ワクワク。
さあ、空いていたプリメインアンプの入力端子に装着します。して、その結果は・・・うーん、期待したほどの変化は・・・。確かに音の明瞭さや厚みは増します。
そして次は5月21日発売予定の新製品。バナナプラグの端子に差し込むスピーカーターミナル用ノイズコンディショナー。
上側に刺さっているのがスピーカーターミナル用ノイズコンディショナー
これが素晴らしい!先程の変化と比べてはるかに大きな変化。音の圧まで違って聴こえます。4個入りながら、税別27,600円と少々お高いですが、金メッキの厚みも通常の10倍~20倍の2ミクロンで加工も難しく、やむを得ないとか。「スピーカーターミナル内部に起こる共鳴を防ぎ電気的振動から残留ノイズをコントロール」「オーディオ回路最下流のスピーカーの±・グランド端子を振動的電気的にアイソレーションし、残留ノイズの質を聴感的に好ましい方向にコントロールします」(以上、案内チラシより引用)とか。いやいや、これは欲しいかも。スピーカーケーブルをYラグにして、バナナプラグ端子に挿せば良いわけで、MAX興味津々。

そして大将枠がポーカロラインさん。[株式会社ポーカロ・ライン(※コチラ)]
・USB-AES/EBUアダプター:Mc Audio / UX-02 ¥70,000(税別)(※コチラ
Mc Audio / UX-02
・インシュレーター:AiTEC / Λ8.24 ¥18,000(税別)(※コチラ
AiTEC / Λ8.24
・c:Saidi audio / VC-66 ¥276,000(税別)(※コチラ
Saidi audio / VC-66
先ずはこれまた先日試聴させていただいたUSB-AES/EBUアダプター。
スネアの音が別物に聴こえます。ただ、本体価格7万円の他に、間を繋ぐデータ用のAES/EBUケーブルや電源用のスピーカーケーブルの価格も考えると相当な物になってしまいます。高嶺の花。
続いてAiTecのインシュレーター。これも以前、此処audiounionでの試聴会で聴かせていただいてますので効果のほどは体験済み。audiounionさんでも常にバックオーダーを抱えているようで、ポーカロラインさんによると、発注しても納品がなされない状態とか。ハンドメイドなんでしょうね。
敢えてDACの上に無造作に置いたノートPCとUSB HDDの下にそれぞれセットします。こちらもトライアングルの音の明瞭さが全く別物になります。やはり素晴らしい。何処に設置するのが効果的かを伺うと、効果の程度はそれぞれで、一つ購入した方は二つ目、三つ目と買い増しされるとか。詳しい解説が代理店にすら為されないそうで、「怪しいけど効果がある」としか説明できないと苦笑いされてました。
そしてトリは全自動レコードクリーニングマシーン。先ずは洗浄前のレコードを聴き、その後クリーニングして聴くというBefore & After。2分の洗浄と4分の乾燥という全自動洗濯機。洗浄液は市販の精製水にクリーナーをちょびっと加えるもの。洗浄液だけでなく、ブラシも結構汚れそう。でも、効果はスゴかった。洗浄前も充分素晴らしい音でしたが、洗浄後は音がクッキリして、変化にカジハララボの梶原さんも驚かれてました。いやはや、アナログ派必携ですね。

今回も二時間たっぷりアクセサリー三昧。あー楽しい!
さ、明日はOTOTEN(※コチラ)だ !!