神田砥石工業さんは自宅の近くなので輸送費払って購入するのも妙なので、休みをとったついでに伺ってみることにした。金曜の昼下がり、作業所兼材料置き場、横にちょこっと事務所、というこぢんまりした佇まい。大きな袋から柄杓で掬って小分けしてくださった。オーディオ系のことには詳しくなく、質問してもお分かりにはならず、「無線の何とかという雑誌はまだ売れてるんですかねぇ」とおっしゃってました・・・。通常は平日のみの営業ですが、事前に連絡すれば都合次第で開けてくださるそうです。グリーンカーボランダムと、同様の意味から効果があるという紙やすりを購入。人の良いおじちゃんでした。
そして、不気味に輝く鋳鉄電源ボックスとケーブルクランプ、そしてプチブル両面テープ、更にSFチューブも、オヤイデさんでゲット。
さあ、制作です。
先ずは電源ボックスの加工から。
グリーンカーボランダムを敷き詰めた |
当初、FURUTECHのコンセントボードをと考えていたのですが、ボードの方がだいぶ大きくてはみ出してしまうのと、鋳鉄そのものが不要な振動を吸収してくれるだろうと、コンセンカバーだけにすることに。そして、制振合金によるワッシャーや、FURUTECHの電源ケーブル用Yラグ端子(※コチラ)も用いて、せっせと作ります。
ポリプロピレン粒も充填 |
この勇姿。(この後収縮チューブも装着) |
これは、小柳出の伝道師「みじんこ」さんのブログが切っ掛けです。(※コチラ)
パイプ用衝撃吸収チューブ「カブセール」を東急ハンズで仕入れておいたのでした。みじんこさんは、制振テープを巻いていますが、カブセールの内径がTUNAMIの外径と比べてキチキチで、これ以上は無理でした。しごいてしごいて、やっとこじ入れ、SFチューブを被せて完成です。
さて、肝腎の音です。TUNAMIは初めてだったのですが、評判では「低音がダブつく」とか「ダレる」とか言われていたのですが、逆に高音が伸びたイメージです。残念ながら劇的な変化ではありませんでしたが、ひとまずは採用。只今馴らし中。ボーイズソプラノが綺麗に響いています。
本家「重鉄タップ」のPRO CABLEサイト(※コチラ)にある「金属ボディーがアースに落ちています。これにて、内部配線をも、ノイズから防衛します。」との表記に関しては、オヤイデさんでも聞いたのですが「もしかしたら効果があるかもしれないけれど、アースをボックスに落とすと良いという評判は、あまり聞かないですね。」とのことでした。一応、アースケーブルを鋳鉄本体に貼り付けておきましたが効果のほどは解りませんね。