またも、ACOUSTIC REVIVE。商品名、Super Earth Link RE-9。
所謂「仮想アース」として一時期話題になったようで、廃盤になってかれこれ10年だとか。
もはや公式サイトにもその名が現れることはなく、私もオークションで一応目配りだけはやってました。
そもそもなぜ「仮想アース」なのか。
何の根拠もなく、最も影響が現れるのが“電源”と信じてやまない私。アースなど期待すらできない古マンションに住むだけに、どうしてもアースがキチンとしていれば 音が良くなると思ってしまっており、アコリバのグランディングコンディショナー RGC-24(
※公式サイト)や、ジーイースリーの要石(
※公式サイト)などに注目してました。
とは言えそれなりのコストに「1万円改善術」を旨とする私は躊躇しておりました。
で、今回もそれほど頑張るつもりはなかったのですが、ヤフオクで入札して放っておいたら 「おめでとうございます。あなたが落札しました。」とメールが来てビックリというわけ。
で、このSuper Earth Link。逆電圧をかけて電位差をなくす、というもの、らしい。ただ、ネットで見ると「初期型はむやみに接続するとブレーカーが飛ぶ」だのと物騒なことが。
で、ダメもとでアコリバの問い合わせにメールしたら非常に丁寧な回答がありました。本当にありがたい。
曰く、
1、RE-9に電源ケーブルを接続し、コンセントから給電します。
2、RE-9後部の切り換えスイッチを素手で持って前面のLEDが緑になる位置にします(3段階切り換えの左右どちらかになります中心は無視して下さい)
3、前面のLEDが緑になったのを確認したら(赤では絶対に使わないで下さい)RE-9後部のミニジャック端子に付属のアース線を接続して下さい(通常は1本だけ繋いで下さい)
4、RE-9に接続したアース線をオーディオ機器のアース端子、または絶縁していない端子やネジ部などに接続して下さい。
うむ、これならばと実践。
接続当初。
変わったような気がする。変わったよね。変わっていて欲しい・・・。
その程度で、半ばあきらめ。
我が家のように悪い電源環境なら如実に効果が現れるはずと期待していただけにガッカリ。
しかしメゲない私。ここで気を取り直し、初心に戻り、何事も「慣らし運転」 。
24時間通電後再びトライ。レゾナンス・チップも上下に貼りつけ。さらに「電源ケーブル替えると効果覿面」との書き込みを信じ、秘蔵の「逸品館」にて購入のケーブルを投入。
「あれ?ボリューム位置いっしょだよね」
ボリュームが同位置にもかかわらず、明らかに音のせり出しが違います。
音像がハッキリした感じ。特にマリンバのような音が効果抜群でした。
ほっと一息。ただし、送料込みで15,500円。うーん、微妙な評価ですね、今回もまた。