イベント会場は東京駅傍のONKYOショールーム地下 |
試聴会はこんな感じで。 |
no.19の附録フルレンジ一発の再生から試聴はスタートします。エンクロージャーは奥澤のMDFのバスレフ(※コチラ)。
「附録のスピーカーなのに良く鳴るなぁ」という印象です。でも、ビッグバンドになると奥行き感の無さは如何ともし難い。
続いて同じく奥澤の2ウェイエンクロージャー(※コチラ)にチェンジ。容積が大きくなって低域が強まり、スーパーツィーターの効果で高域も・・・という定石通りの変化。スーパーツィーターの効果が出ます。
さて、試聴はフロントロードホーンへと続きます(※コチラ)。ココでは最もベーシックなマウントキット(※コチラ)で取り付けたスーパーツィーター単独の音も聴かせていただけました。バックロードホーンらしい音が楽しめましたし、やはりスーパーツィーターは効果絶大ですね。奥行きも全く違います。
さらに奥澤製の二機種のツーウェイ・エンクロージャーも順番に。桜の無垢材の物はクロスオーバー周波数を下げ気味にしたそうで、音の響きは柔らかいですが、音としてはバックロードホーンの方が好きでした。勿論、附録ではネットワークが付いてませんので、周波数の調整はお好み次第。
その他のオプション類はコチラでどうぞ。
この他、現場で得られたno.20の附録のスーパーツィーターに関するTipsを幾つか。
■二番目に紹介したツーウェイ・エンクロージャーの場合、スーパーツィーターは逆相にした方が良い結果が得られたとか。各自の環境でお好みで試して欲しいとのことです。
■スーパーツィーターとして自己主張を強くするため、若干強めの設定になっている。少し落として使ってもらっても良い。
■アルミ削り出しのツィーター用エンクロージャー二機種(※コチラとコチラ)の違いは、附録のスーパーツィーターの周辺のプラスチック部をそのままにするか、外して使うかの違いだそう。メーカーの方はコストのためにプラスティック部が鳴ってしまうので取り外して(簡単に取り外せます)使用するタイプのエンクロージャーの方が良いのではとのことでした。
■最も興味があったアルミ製のコチラには、必要な材料は揃っており、「コストの関係から細い線ですが銀線にしました」ということで、内部配線用のケーブルも同梱されています。
■同梱のコンデンサーを替えるだけで音が変わるし、まずはベーシックなマウントキット(※コチラ)でいろいろなパターンを試してみては?とのおススメ。こちらのキットは軽いので、例えば陶製のタイルを買って両面テープで固定し、ゴム脚を付けると良いとのことでした。
おススメに従って、私もひとまず一番シンプルなマウントキット(※コチラ)を購入。通販では入荷待ちになっていますが、イベント会場では少しだけ販売していました。家に帰って早速工作の時間です。マウントキットは木工ボンド以外は総て揃っていてお手軽。
そして試聴です。我が家は邪道な環境で、ツーウェイスピーカーにチャンネルデバイダー経由でYL音響の古いツィーターを設置しています(※コチラ)。年齢と共に高域の聴こえが悪くなっていることや、音楽によって効果の善し悪しもあり、純粋にスーパーツィーターが活躍する土壌が無いのですが、無理を承知で比較試聴をしてみると、確かにYL音響よりも若干強めに高域が出るものの、正直言って大きな差は出ません・・・。ま、何時ものように馴らしですね、しばらくは。