入力モードが多様で評価の高いD/AコンバータのX-DP1であります。(※同社サイトはコチラ)
D/Aコンバータ Nmode X-DP1(同社サイトより) |
「何時かNmode」と思っていましたが、外部クロック入力もついているのが決め手となって購入を決定。そうして結局、このような接続法になりました。
新たな接続図 |
まずは5種。(上図を簡略化した図を下部に示します)
① PC(リッピングデータ)→(D)→BEHRINGER SRC2496→(D)→Marantz NA6005→(A)→アンプ
② PC(リッピングデータ)→(D)→Nmode X-DP1→(A)→アンプ
③ CD→(D)→Nmode X-DP1→(A)→アンプ
④ CD→(A)→アンプ
⑤ PC(リッピングデータ)→(D)→BEHRINGER SRC2496→(A)→Nmode X-DP1→(A)→アンプ
※(D)はデジタルケーブル、(A)はアナログケーブル
概略図 |
④ < ① < ⑤ < ② < ③
右に行くほど鮮明さが増し、膨らみが出ます。
但し、①②⑤の違いは好みの差でしょうか。⑤が滅法明るく元気!
チャイコフスキーの「1812年」の実際の大砲や大伽藍の鐘鳴を使用した録音を聴くと、差が明確に出て面白かったです。
次に、以下も比較します。
⑥ クロックジェネレーター周波数変更比較
⑦ X-DP1内蔵クロック、外部クロック比較
クロックは安定するまで時間がかかると思われ、明確な違いは即座には感じられませんでした。残念!
外部クロック使用のメリットはもう少し時間をかけて探ってみたいと思います。
X-DP1の実力の程はまだこれからですが、明瞭さは素敵です。
電源ケーブルは自作のNanotec#308.(※コチラです)にしています。
それにしても、こうしてみると「BEHRINGER SRC2496」は良くできているなと感心しますね。音の膨らみなど、X-DP1の方が勝りますし、操作し難いですが、端子も豊富ですし、コスパは異常に高いと改めて感じました。散々散財してみてようやく解る哀しさよ。そして、そろそろスピーカーの限界を知る哀しさよ・・・。