2015年10月12日月曜日

またも電源ケーブル。Nanotec#308.

何で市販の電源ケーブルは長いんだろう。
ぶっとい電源ケーブルばかりがうねうねと。短いのにするためには自作しかないか。ならば何処のケーブルにする?
ふと思い出したのが、先月開催されたAudioAccesory誌のイベント(※コチラ)で聴かせていただいたナノテック・システムズのPC-TripleCを使用して同社お得意のコロイド液を浸した新製品「PowerStrada#308」。"10周年記念商品"と言うところもミソ。
ナノテック・システムズ PowerStrada#308(同社サイトより)
実物は写真のように青くはなく、紫系の色。ぶっといながら柔らかくて使い回しし易い。以前購入したままの音楽の友出版社のムックの付録の電源ケーブル・キット(※オヤイデさんのブログでの紹介はコチラ)があったので、プラグはこれを流用することに。(オヤイデのP-029+C-029青カバーバージョンとのこと)
線そのものがぶっといため、ムックでも福田雅光さんが薦めていらしゃるFurutechの電源用YラグFP-209-10(R)(※コチラ)を使用。このYラグを使用するだけで作業はずいぶん楽になった。
そして、完成形は以下。
自作電源ケーブルnanotec+OYAIDE
メッシュチューブを被せたのと、真ん中の金属はスタビライザーとして、D.I.Y.ショップで見つけたパイプとキャップを用い、中にはグリーンカーボランダム#16(※神田砥石工業のサイトはコチラ)を充填。しかし、その効果は未知数・・・。(スタビライザーの有る無しを比較する勤勉さがなくスミマセン)

さて、そのサウンドの傾向や如何に。それ以前に使用していたのはオヤイデTUNAMI NIGO。
第一印象は、低域が美しく広がったこと。音がスッキリしたこと。
「音源の持つ繊細さや空間表現に、力強いクレッシェンドと自然なデ・クレッシェンド(音量の減衰)を、無理なく表現する」と同社サイトに記載があった。繋いだ当初は、中域に関しては以前のオヤイデの方が・・・と感じていたのだが、慣れるに従ってPOPSでは、その歯切れの良さが気持ち良くなってきた。でも、やっぱり中域の押し出しがもう少し欲しいかな?取り敢えず、もちろん採用です。