TDK製PCOCC採用コネクタ |
さあ、ではケーブルはどうしよう。で、ある日偶々(何時も偶々・・)StereoSoundOnLineでふと記事が目に付いた。「好評のコロイド液含浸タイプ2モデルを発売、ナノテック(※記事はコチラ)」・・・"ナノテック"は以前より気になっていた会社(※公式サイトはコチラ)。「金・銀コロイド液を含浸させた導線をスピーカーケーブルに採用するという、今までに無い発想でオーディオ業界にインパクトを与えた・・云々」。「金・銀コロラド」・・・何だか解らないけどゴージャスな感じ。単純な性格です、我ながら。でも気になったんだから仕方ない。で、ググってみると、MS208は新製品のためか、まだあまり販売してません。そんな中、見つけたのが「オーディオショップインパルス(※コチラ)」 。店舗を見てみると、ラジオ会館の海洋堂と同じフロアのあの小さな店か!と解り、出向いてみましたが、後から分かったのですが、以前ネットで発見して購入したケーブルジョイントのショップではありませんか!(※顛末はコチラ)
さてさて、購入したMS208は外径6mmと思いの外細く、しかも導体がφ0.12mm×7本という構造。周囲がメッシュになっている普通のRCAケーブルとは異なる構造です。
MS208の構造(StereoSoundOnLineより転載) |
完成したRCAケーブル |
全く馴らし無しの状態で鳴らしてみて、おーっ!中域の厚みが違います。ボーカル系の違いは歴然。ブラインドでテストしましたが、何度やっても正解。明らかに違います。現在のレギュラーポジションは癖がないと言われるisoda。高域はisodaに軍配が上がるけれど、好きな音の傾向です。
さて、続いては電源ケーブルです。
これまた、StereoSoundOnLineで見つけてしまいました。(※コチラ)
これまで、L型プラグと言えば、最もメジャーなのはLevitonの8215CAT(もしくはHUBBELLのHBL 8215CAT:※オヤイデ販売サイトはコチラ)、国産では明工社(※オヤイデ販売サイトはコチラ)、そして少々お高いJodelicaのETP-R850CU(※製品サイトはコチラ)ですね。しかし、我が家のコンセントプレートが、デカいプラグの安定を高めるため8mmの土手がある(奥まっている)という特殊な形をしている(J1プロジェクトのJ1CK15UL(※コチラ))ため、これらのL型プラグはどれもこれもNG。諦めて通常の真直ぐのプラグにする→壁から大きく飛び出す→奥さんに「邪魔!」と怒られる→都度抜き差しする、という状態でした。抜き差しすると機器に負担がかかるし、折角のホスピタルグレードのコンセントもブレードが緩んできそうだし・・・と、諦めていた時の福音。これなら入りそう!しかも"無メッキ"もあるぞ!!
購入して採寸してみたら、L字型の出っ張り部分は18mmもあって、コンセントプレートの厚みも余裕でクリアしました。
FURUTECH FI-12ML Cu(同社サイトより) |
早速、お手製・重鉄タップ(※顛末はコチラ)のプラグ交換です。
こちらのプラグも造りが良く、ケーブル抑えの部分も金属だし、ネジにも制振材らしきワッシャーもついているなど、安心して工作できるのですが、一つだけ注意が。
先の記事にあったように角度が付けられるのですが、均等ではないのです。他で使用しているHBL 8215CATは等間隔ですよね。
左右対称ではない角度設定のネジ |
ようやく常設可能になったコンセント部 (白いのはREQSTレゾナンス・チップ・コネクト) |