2018年4月14日土曜日

リッピング用CDドライブ。

 ものすごく久しぶりの投稿。空白期間にもラックやインシュレーター、ケーブル類の購入は続いていたものの、ネタ不足もあって投稿からは遠ざかっていた。

 で、突然だが、アイリバー社の「Astell&Kern AK-RIPPER-MT(※メーカーサイトはこちら)」を入手するに至った。
AK-RIPPER-MT:同社サイトより
AK CD-RIPPERとはご存知の通り、同社のプレイヤーに直接リッピング可能な、オプションのCD リッピング専用ドライブである。とは言え、高価な同社のDAPを私が所有している訳ではない。目的はCDをリッピングする高音質な専用ドライブの入手であった。偶々検索をかけた際に「パソコンに接続すればCDドライブとして認識する」という書き込みを発見し、「10万もするプレイヤー用であれば、音は良いだろう」という安易な発想の下、取り敢えず入手してみた次第である。
 ちなみにこれまで私はリッピング用には、ノイズの点から有利との理由から、敢えてポータブルドライブ(パイオニア製)を選択。PRO CABLE推薦のC2G社の マイクロBタイプUSBケーブル(※PRO CABLEの販売サイトはコチラ)で接続し、もちろんパイオニア独自の「Pure Read」を駆使して使用していた。別に不満も無いのだが、本機の中古が17,800円(+ポイント10%)で出ていたので、思わずポチッてしまった。一番のポイントはやっぱり見た目。
横からのビジュアル:同社サイトより
なんか「やってくれそう」な良い感じ。脚はクッション機構が入ったインシュレーターになっている。「中身のドライブはサムソン製」との揶揄もあるようだが気にしない。あくまで見た目優先。

 さてさて、手元に届いたので早速PCに接続してみたが認識しない・・・。中古だったので元々同梱しているTypeA-microのケーブルが欠品しており、手持ちのスマホ充電用ケーブルを用いたのが原因かと考え、別の短い充電用ケーブルにUSBの延長ケーブルを介して接続してみた。今度はネットの書き込み通り、目出度くPCドライブとして認識!そして、やや時間はかかったものの、リッピングも完了!ところが再生してみるとノイズしか入っていない。さて困った。ハタと気づき延長ケーブルを外すと・・・今度はリッピングスピードもグンとアップし、無事リッピング完了。再生も出来た。全く初歩的なミスではあるが、ケーブルにはシビアです、やはり。

 さて、気を取り直し、リッピングソフトやプレイヤーを同条件にして、パイオニア製ドライブと比較してみた。
先ずはピアノのソロ。期待感マックスだったのだが・・・微妙・・・。音の厚みや余韻が若干違うと言えば違う、と信じよう・・・という程度の違い。うーん、やむを得ないかな。
続けて交響曲。此方も大きな差はないけれど、ちょっとはニュアンスが濃くなる、かな⁇ ・・・。正直、超微妙な差ではあるが、使えたし、ま、いいか。デザイン優先で、先ずは目出度し。

さあ、そこで早速、ケーブルの調達を開始。StereoSound社のDigifi Outletでエイム電子製、長さ30cmの特別仕様「高品質オーディオケーブル(マイクロUSB-USB Type A)」を発見(※コチラ)。たったの1,200円(別途送料360円)で、即手配。これは相当お買い得。
AIM社USBケーブル:Digifi outletより
加えて、ACアダプターはIfi Audio ipower(※コチラ)を手配。「軍事用レーダー技術をオーディオに応用」という触れ込みのヤツ。しかも、DCプラグ-micro usbの変換ケーブルの他、多彩な変換アダプタ同梱なのも有り難い。
ipower(5V):同社サイトより

さて、これら二つの到着を待ち、更なる音の変化を期待しての試聴。あれ?どれがどのパターンか分からなくなっちゃった・・・。まぁ、聴けば分かる。一つ目・・・ウーん。二つ目・・・ん? 三つ目・・・ありゃ? ちょっと待てよ、ともう一度。なる程、違うのは違うけど、大した違いじゃないな、こりゃあ。リッピングした日時を確認してどれがどれかは照合することはでき、予想通りではあった。ケーブル類を良いものに交換したことで静けさが増し、音の多重感は増したが、面白味というかニュアンスは薄れた感じかな。
全部リッピングし直すと意気込んでいたのだが、相変わらずの曖昧な結果に悩んでいるところ。