以前、アコースティックデザインシステムさんの試聴会(※コチラ)で社長が「一番大切なのは足下!」と力説したのが頭に残っていて"制振"には興味津々。
さて、今回の試聴会は、実は「辞退しようと思っていた」とサンシャインの方が仰っていたように、特に新製品もない中、様々な制振グッズを試します。
ソースは総てノラジョーンズの同じ曲のさわり部分。
1.最初にスピーカーにマグネシウム超薄型制振シートV50とB-50を重ねます。
→ああ、確かに音がクッキリしましたね。
2.次にマグネシウム製大型ベース(インシュレーター)S4 4つをスピーカーの下に。
→ん?音は変わったけど、好きな変化じゃない。音像が柔らかくなった。最前列の方も似たような感想を漏らしていました。
3.ではと、Mg SPENCERを追加。
→確かに低音が増強。でも最初の、シートだけの方が好きかな。
4.マグネシウムベースを3つに変更。
→変わったけど微妙。でも少しだけクッキリしたからコチラの方が良いかな。
5.CDプレーヤーの下に超薄型制振シートとマグネシウムインシュレーターS1+S2。
→だんだん音が大人しくなっていく印象。我が家と同じジレンマに陥っている感じ。
6.CDプレーヤーのインシュレーターをS4に変更。
→音量が上がったと感じるような変化。
7.プリアンプの下に超薄型制振シートとマグネシウム製大型ベース(インシュレーター)S4を装着。
→微妙に変化。
8.同じくS4をパワーアンプの下にも。
→さらに変化の度合いは減る。
9.「Mg SPENCERをラックの下に敷くと効果が高い」と仰って、ラック(Quadral)の足下に。
→音像はハッキリしたかな。S4よりMg SPENCERの方に興味があるかも。
10.展示の都合上、台車に乗っていたパワーアンプの下にS4を積み重ねて車輪を浮かす。
→まあ、確かに変化して、サンシャインの方は満足げだったけど、既に高価そうなボードが敷いてあった故に変化はそれほどでも。費用対効果ではどうだろう・・。
といった具合でした。まあ、面白かったですけど。
サンシャインの方曰く、現在、中国、韓国での営業が忙しく、日本の売り上げの3割程度にはなってきているそう。それが落ち着いたら、安くて効果があるアクセサリーに挑戦するとか。また、 超薄型制振シートVシリーズのアーシングコード V1をAやBのシリーズにも付けられるよう加工サービスも検討中とか。
質疑応答の中で、制振シートを二枚重ねしていたが、二枚重ねた方が良いのか、ならば最初から重ねた製品は出さないのかと質問があった。サンシャインの方は「良いものであれば重ねると効果は上がる。良くないものだと酷さが倍加する。重点項目として重ねたものの商品化に取り組みたい。」とのことでした。
さて、試聴会の最大のお楽しみ、即売会。今回はマグネシウム製大型ベース(インシュレーター)S4のB級品(塗装ムラ)を半額。実はさしあたってインシュレータは不要なのだが、つい買ってしまいました。殆どの来場者が買っていた感じです。
ついでに、中古品であった超薄型制振シートA-40(3,780円のところ1,880円)と、GutWire社の高分子ゲル・ノイズスタビライザーNotePad2(4,298円のところ1,500円:※公式サイトはコチラ)も購入。
高分子ゲル・ノイズスタビライザーの効果や如何に!はい。お察しの通り、何の変化もありませんでした・・・。
あそれから、前日はステレオサウンド社の"DiGi Fi (※公式サイトはコチラ)"主催のイベントが五反田で小ぢんまりと開催されていました。(※紹介記事はコチラ)
会場内の模様 |